企業情報

各企業の経営者にこう問えば、それは、多様な答えが返ってくると思います。これだけ複雑化した世の中において、各企業が置かれた立場も様々ですし、また、多様な考えや生き方が許容される現代において、多くの答えが正解だと思います。では、DX支援や多様な決済手段を世の中に提供している当社「福井ネット株式会社」の目的は何か。私は大学時代、企業形態論のゼミに所属しておりましたが、記憶が確かであれば、一般的に、企業の目的は ”going concern”（事業継続）と言われていたと思います。つまり企業は、継続していくことが最大の目的だと。このためには、どんな時代においても企業が社会から認められなければいけません。また、社員やその家族、そして、株主、あるゆるステイクホルダーから、「福井ネットには、いつも助けられている、お世話になっている」等の評価があってのことだと思います。

当社が所属している福井銀行グループでは、現在「グロースゾーンで感じるウェルビーイング」に力を入れて活動しています。現状に甘んじることなく、より高い次元に進みつつ、そこに、しあわせを感じていこうとする、「チャレンジや働き甲斐や成長を実感できる企業でありたい」ということです。私も、この考えに基づき、常に社員に対して、「この程度でいいと簡単にあきらめることなく、お客さまにとって、会社にとって、自分にとって、最善な状態を目指そう」、そして、「自分がしあわせでなければ、また当社が社会にとって必要とされていなければ、働く意味はないし、当社も存続不要かもしれない。そんな人生や企業は寂しい」と伝えております。そんな雰囲気の中でいるせいか、実際、福井ネットの社員たちは、担当するお客さまのこととなると目の色が変わります。DX支援や多様な決済手段において、もっといいご提案はないか、お客さまは十分ご理解されただろうかと、一生懸命考え働いております。私は経営者として、そのことを誇りに思っています。

創業四半世紀、コツコツと積み上げてきた信頼と実績は、私たちの財産です。とはいえ、この安定感にあぐらをかくつもりはサラサラありません。先述したような考えのもと、私たちの「本気の取組み」で、お客さまに「想像以上のご満足」をお届けできるよう、今後とも、全社員一丸となって、日々、頑張ってまいります。
これからも、福井ネットおよび福井銀行グループを、どうぞよろしくお願いいたします。

代表取締役社長